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ヒヤリハットで疑似体験
発生日 | 1990年04月30日 |
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体験者名 | 2016年Y839 |
登山地域 | 青森県岩木山 |
登山概要
■パーティ人数:3
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:その他
■天気:快晴
ヒヤリハットタイプ
■解決種別:自力下山
■場所 :下り
■原因(環境):
■原因(人):誤認識(尾根のつもりが谷に下降)
■道に迷ったかもと感じたときにすぐに対応したか:Yes
■迷ったときに現在位置を把握できたか:No
■現在位置や正しいルートを確認する手段:勘
■道迷い後の行動:上に登り返す
ヒヤリハット本文
BCスキーで山頂から滑降。ルートである尾根を外し谷に下降した事に気付くが、登り返しが面倒だったので、そのまま下降。谷が狭まり、それ以上下れなくなった。右手の尾根がルートなので斜面を登って尾根筋に戻ろうとしたが、背丈以上の熊笹と急斜面に難渋。次第に暗くなり遭難を覚悟。当時は携帯電話が無かったので救助要請も出来なかった。それから程無くして尾根に乗り、トレースを辿って無事下山出来た。尾根に乗った時点で日は落ちていたが雪明りで下降出来た。宿泊先の宿に戻ったのは午後7時を過ぎており、宿のご主人から警察に連絡しようとしていた告げられた。
要因分析
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備 | 日帰りだったので昼食と飲料水、防寒着しか持参してなかった。万が一を考慮し最低限のビバーク装備を持つべきだった。 |
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コース | 特に問題無し。 |
山の状況 | 特に問題無し。 |
装備 | 日帰りだったので昼食と飲料水、防寒着しか持参してなかった。万が一を考慮し最低限のビバーク装備を持つべきだった。 |
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コース | 特に問題無し。 |
山の状況 | 特に問題無し。 |
装備 | 特に問題無し。 |
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コース | ルートミスに気付いた時点で登り返すべきだった。 |
山の状況 | 特に問題無し。 |
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | 地図上で破線表示となっており、難路である事は考慮して、時間の余裕は多めに取っていた。 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | 特に問題無し。 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | 特に問題無し。 |
対策
ルートミスに気が付いたら、必ず引き返す。そのために、行動中は現在地を逐次確認すると共に周囲の景色を観察し、時には振返って景色を覚え、何時でも引き返せるようにしている。
学びの場
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