登山の知識&ヒヤリハット
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ヒヤリハットで疑似体験

雪渓滑落

2017年2月23日印刷
発生日 2008年1月
体験者名 2016年Y896
登山地域 立山.劔沢
登山概要

■パーティ人数:1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:山小屋泊
■登山内容:縦走
■天気:雨

ヒヤリハットタイプ

■対応(解決種別):[救助要請(山小屋・他登山者)]
■場所:[縦走/雪渓]
■原因(人):[バランスを崩した]
■原因(コース/環境):[雪・氷/雪渓はほぼ氷]
■怪我の程度:[無傷]
■怪我の部位:[―]
■滑落した瞬間の対応:[行わなかった]
■滑落距離:[30m]

ヒヤリハット本文

室堂~裏劔~下ノ廊下~黒部ダムを3泊4日。 初日は雨.午後11:00に室堂を出発し.真砂沢ロッヂに向かいました。 事前の情報収集により.劔沢小屋ではアイゼンの貸し出しをしている事も知っていましたが.劔沢の雪渓は初めてで白馬雪渓の様な階段状になっていると思っていたので.そのまま下りました。 時期的な事もあるのかもしれませんが.劔沢雪渓はほぼ氷で.しばらく下ったところで転倒し滑落.30メートル位滑り落ちました。 沢からの水で作られた大きな穴の直前で.何故か停止したので.怪我はしませんでしたが.単独で周囲に人もいなかったので.穴に落ちてたらどうなっていたか分かりませんでした。 真砂沢ロッヂに着いたのも16:30を過ぎており.小屋の方にも迷惑をかけました。

要因分析
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備
何故.アイゼンの貸し出しをしているのか.よく考えなかった。
コース
山の状況
装備
コース
山の状況
装備
コース
天気は悪かったが.この年は裏劔方面にどうしても行きたかった。
山の状況
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
劔沢雪渓(氷)を甘く見ていた。
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
室堂出発時間は遅かったが.歩行時間は順調で.劔沢で宿泊する事は考えなかった。
対策

事前の情報収集と.無理をしないこと。

学びの場

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