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ヒヤリハットで疑似体験
発生日 | 2015年05月05日 |
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体験者名 | 2016年Y80 |
登山地域 | 草津白根山(残雪期) |
登山概要
■パーティ人数:5
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:晴れ
ヒヤリハットタイプ
■解決種別:自力下山
■場所 :下り
■原因(環境):トレース消失
■原因(人):
■道に迷ったかもと感じたときにすぐに対応したか:Yes
■迷ったときに現在位置を把握できたか:Yes
■現在位置や正しいルートを確認する手段:地図
■道迷い後の行動:コースを修正して目的地(ルート)へ
ヒヤリハット本文
GWに山仲間で気軽に山を楽しもうと草津白根山へ。ロープウェイで登り、コースタイムも短いため昼前下山予定。 残雪が残っていたが、短いため簡単な地図確認でメンバーも油断していた。百名山で有名な山のため、踏み跡も多く、地図を確認せず踏み跡を進んでいたが、途中から藪こぎになり、踏み跡はあるがルートが分からなくなる。 なんとか上や通れるルートを探し脱出。山頂へ到達。この時点で往復のコースタイムの時間を越える。昼下山で下でご飯を食べる予定だったので、昼御飯は用意していなかったが、みんな行動食を多く持っていたので満腹になる。(行動食の大事さを感じる) 下山は地図を確認しながら、踏み跡を辿るが、全て真っ白で木も埋まっていたため、また道に迷う。 ここから、ロープウェイへのルートを探すが見つからず焦る。 なんとか、地図の方向を見ながら、ロープウェイ乗り場を見つけ、道のない急斜面を下り下山。 アイゼンのみでピッケルも半分しか持っていなかったので、滑り落ちすぎないように木に捕まって下りる。 (地図の確認の甘さと、コンパスが使えずルートの方向がしっかりと分からず。全方面真っ白のため、ルートを見失う。また、装備も不十分なため何かあったときに、どうにもならなかったかもしれない)
要因分析
装備 | |
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コース | GWに、当初の予定は仙丈ヶ岳に、行く予定だったが、技術も装備も共に不十分のため草津白根山へ変更した。 しかし、草津白根山も雪がこんなにあるという事前確認不足。登山行程やコースは雪がなければ問題はなかった。 |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
装備 | 雪に対する装備も不十分。 食料に関しては、昼前下山ということで、お昼を持参する予定ではなかったが、行動食でおにぎりやパン、お菓子をたくさん持ち歩いてたため、なんとか飢えずにすんだ。 |
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コース | |
山の状況 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | 草津白根山でロープウェイ。ということで大丈夫であろうと甘くみていた。 雪の経験も足りず、地図読みの知識。雪山を歩く技術も足りなかった。 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | 草津白根山の、現状確認不足。装備確認不足。 認識の甘さ。 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
対策
その後の登山は地図を必ず携帯し、事前ルート確認。登山道状況の確認。コースタイムを必ず書き出し、人任せにするのではなく、下山時間も確認を、行うようになった。 また、コンパスの読み方も勉強。GPSも使いこなせるようになった。 そして、自分の技術に不安がある山は誘われても断るようになった。 また、行動食を、多く持っていて助かったので、行動食は多く持つようにしている。
学びの場
ヒヤリハット体験への学習レポートを書き込んだり、学習レポートへコメントをつけたりしてみんなで対策を考えましょう。
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