登山の知識&ヒヤリハット
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ヒヤリハットで疑似体験

道迷い

2017年2月24日印刷
発生日 2014年09月04日
体験者名 2016年Y698
登山地域 比良山 地蔵峠
登山概要

■パーティ人数:1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:テント泊
■登山内容:縦走
■天気:晴

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:自力下山
■場所 :下り
■原因(環境):
■原因(人):記憶違い
■道に迷ったかもと感じたときにすぐに対応したか:No
■迷ったときに現在位置を把握できたか:Yes
■現在位置や正しいルートを確認する手段:地図
■道迷い後の行動:コースを修正して目的地(ルート)へ

ヒヤリハット本文

1泊2日のテント泊2日め、比良山系の武奈ガ岳から蛇谷ガ峰へ縦走途中の事です。気楽に歩いてコンパスで方向を確認しませんでした。少し分かりにくいところがあったのに。林道が尾根の真下まで延びて、その林道に入らないよう気をつけていたのですが。以前逆方向から歩いたことがあったので、古ーい記憶からその尾根道は合っているとばかり思ってました。 しばらくすると尾根筋が急激に下り、主稜線じゃなく、支尾根に入り込んでしまったのが分かりました。私の後ろから単独行の方が来られて一緒に道を捜しました。 梢の間から目指す蛇谷ガ峰が見えて、私たちのいる地理的位置が分かったので、元に戻らずに、支尾根をトラバースしている林道を利用して主稜線、登山道に戻ることができました。非常に疲れました。 私はそのあと、しんどいけど蛇谷ガ峰まで歩きました。幸いその後の道はハッキリしてて迷うことはありませんでした。 だけど一つ、ゾッとすることがあります。分岐には標識があるのですが、全然、その標識を覚えてないのです。体が疲れ切っている時は、頭も活動を停止してるのですね。疲れ切っている時に動き回る危険を感じました。

要因分析
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備
コース
山の状況
装備
コース
山の状況
装備
コース
方向確認を怠った。
山の状況
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
対策

方向確認。 おかしいと思ったらすぐ引き返す。

学びの場

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