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ヒヤリハットで疑似体験
発生日 | 1981年03月22日 |
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体験者名 | 2016年Y676 |
登山地域 | 両神山 |
登山概要
■パーティ人数:5
■山行スタイル:山岳会やサークル、クラブの山行
■宿泊:山小屋泊
■登山内容:縦走
■天気:夜に雪が降ったが、事故発生時(午後)は晴れ
ヒヤリハットタイプ
■対応(解決種別):[救助要請(山小屋・他登山者)]
■場所:[下り/鎖場]
■原因(人):[バランスを崩した]
■原因(コース/環境):[雪・氷/氷の上で滑って]
■怪我の程度:[無傷]
■怪我の部位:[―]
■滑落した瞬間の対応:[行わなかった]
■滑落距離:[3m]
ヒヤリハット本文
コース:日向大谷→清滝小屋(泊)→両神山→八丁峠→坂本 夜半に降った雪が鎖に凍り付いていて、慎重に登降を繰り返し、無事、八丁峠に到着。緊張の連続の鎖場の登降から解放されホッとしました。その後、一般的な登山道を下ったが、ところどころ凍っている場所があった。特別問題になるような道とも感じなかった。。私が先頭を歩いており、氷の上で滑って下の登山道まで転落した。約3m位か…(定かではありません)。立ち上がろうとしたが直ぐには立てず、1~2分後に自力で立ち上がった。特に体のどこにも痛みを感じなかった。但し、ザックの中のコッフェルは潰れ、ザックの一部が破れていた。その後も、普通に歩き、下山口まで問題なく歩いた。帰宅後も、これといった自覚症状(痛み、外傷等)は全くなかった。 事故のあった時間帯は、午後2時前後ではなかったかと思います。
要因分析
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備 | 鎖場の登降の多いコースを歩くので、そのつもりでいることを徹底した。 |
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コース | 雪が降るとは考えていなかった。 |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 | 雪を想定していなかった。 但し、積雪量は少なく、特に気に掛ける必要のない程度であった。 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 | 登山道が崩壊していたとは思いません。 凍結していた所が、あったかどうかも分かりません。 ただ、滑って転落したので、水溜りの所が凍っていたと思います。 |
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | 避難小屋での宿泊で、自炊を行うので、それなりの食料を分担して持参する。 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | メンバーから判断して、特に問題になるコースとは考えなかった。 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
対策
下りの場合、歩くスピードがついつい速くなりがちですが、現在は、務めてゆっくり歩くように努める。
学びの場
ヒヤリハット体験への学習レポートを書き込んだり、学習レポートへコメントをつけたりしてみんなで対策を考えましょう。
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