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ヒヤリハットで疑似体験
発生日 | 2014年4月下旬 |
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体験者名 | 2016年Y613 |
登山地域 | 杓子山付近 |
登山概要
■パーティ人数:1
■山行スタイル:その他
■宿泊:日帰り
■登山内容:縦走
■天気:晴れ
ヒヤリハットタイプ
■対応(解決種別):[救助要請(山小屋・他登山者)]
■場所:[下り/一般登山道]
■原因(人):[バランスを崩した/夜間に下り斜面を走っていたところ誤って足を滑らせた]
■原因(コース/環境):[木]
■怪我の程度:[軽傷]
■怪我の部位:[頭]
■転倒した瞬間の対応:[行わなかった]
■転倒距離:[1m]
ヒヤリハット本文
夜間に下り斜面を走っていたところ誤って足を滑らせた。夜道とはいえ、ヘッドライトやハンドライトはきちんと持っており、暗かったり視界が悪かったせいではない。その道はシングルトラックで右側が斜面だったが、自分の身体の反応が遅くて右側にはずれてしまった。幸いにも直径10cmほどの若木の立ち木があったので斜面を滑落することは免れた。その根元に滑り込む形で踵からしりもちをついて転倒し、完全に身体が横になって根元で後頭部を軽く打撲した。一瞬目の前で星が散ったようにチカチカしたが、まず頭を起こして座り込み、後に立ち上がってみても「しりもち」と「頭をぶつけた」以外の外傷はなかった。持っていた水分を摂り、ひと息ついたところでレースを再開し、その後は痛みもなくゴールまで進んだ。
要因分析
装備 | レースの必携品は持ち、プラスして防寒の衣服を持つことにした シューズは何度か履きならして足にあうようにし、かつ摩耗やいたみはないものを選んだ |
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コース | |
山の状況 |
装備 | 計画と当日の天候を見比べて、問題ないと見込んだ |
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コース | |
山の状況 |
装備 | こまめに脱ぎ着して快適な状態を保った |
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コース | |
山の状況 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | 練習は積んできていた |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | 海外から帰国した直後で、寝不足と時差ボケがあった |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | 眠気は時々出てきた |
対策
もし滑落した場合に備え、自分の居場所を明らかにするためにもホイッスル(レース必携品)は本当に必要。ケガした場合に備え、ファーストエイドキットが必要。 動けなくなった場合に備え、サバイバルシート(レース必携品)と防寒の衣服を充分に持つ。 ホイッスル・ファーストエイドキット・サバイバルシートは、どこへ行くにもハイキング程度の山行にも持つ。 衣服は行く先の山や季節に合わせてもう一段階寒い状態を想定して準備する。 事前になるべく睡眠をとるようにし、無理な場合は行くことじたいを取りやめる。
学びの場
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