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ヒヤリハットで疑似体験
発生日 | 2000年9月 |
---|---|
体験者名 | 2016年Y66 |
登山地域 | 四阿山 |
登山概要
■パーティ人数:2
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:晴れ
ヒヤリハットタイプ
■解決種別:救助要請(警察・消防)
■怪我人:他者
■怪我の種別:不明
■怪我の部位:脚部
■怪我の原因:不明
■怪我した場所(登り):
■怪我した場所(下り):
■怪我した場所(不明):不明
ヒヤリハット本文
我々夫婦で四阿山の一般登山道をハイキング中、急登区間で老夫婦が立ち止まっているのを発見。時刻はお昼の12時頃。初老男性が足首を痛めていて歩けないとのこと。単なる転倒が原因らしい。 骨折か捻挫かは不明だったが、体力が消耗しているようなので、本人と相談して携帯電話でヘリを要請。現在のように緊急通報時のGPS通知が普及していなかったので、地図で地点を話したところ、ヘリは出せるがなんとか樹林帯を脱して欲しいと要請される。 あと10分程で稜線の草地に出る地点だったため、追いついた別の男性登山者と協力して、肩を貸しながら樹林帯を30分以上かけて脱出し、県警と連絡しながらヘリでの救助を見送った。 当時は夫婦ともに大学ワンゲル部を卒部して数年後だっため、救急法の知識も忘れておらず、足首の固定や赤十字で講習を受けた搬送法などを使って無事に救助支援ができたと思う。しかし、県警からは事情聴取も提供も無く、固定に使った私物のバンダナは返ってきませんでした。 危険箇所ではなく単なる急登のルート中だったため、転倒などによるケガは誰にでも起きることと気を引き締めた記憶があります。それ以降、テーピング持参と山岳保険(援助費用負担)は必ず入るようにしています。
要因分析
装備 | |
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コース | 一般コースでも転倒には十分注意。 |
山の状況 |
装備 | 無線や携帯電話は必須。いざというときの固定用のテーピングも必須。 |
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コース | |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
対策
山行計画時には、その山域、山で起きている遭難事故を事前に検索しておくように心がける。 ただし、北岳などの場合、死亡重傷事故が多数発生しているので、読み込むと怖くなってしまうという萎縮効果に困ることもあります。 また、実際の事故発生地点までは報道では不明なことが多くどのルートのどこで事故が発生したかの情報があるとよいと常々思っております。※通常、新聞記事やそれをまとめた情報ページでは「北岳の標高2700m付近で」などの記載であり、北岳山荘からのトラバースルートか山頂へのルートか不明なことが多い。
学びの場
ヒヤリハット体験への学習レポートを書き込んだり、学習レポートへコメントをつけたりしてみんなで対策を考えましょう。
※学習レポートの書き込み及びレポートへのコメントの投稿はログインユーザのみ利用可能です。
STEP2 省察
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
装備 | 無線より携帯、スマートフォンは必須。 |
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コース | |
山の状況 |
装備 | 骨折(捻挫)部分を固定にバンダナを使用。テーピングテープは所持なし。 |
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コース | 危険個所ではなく単なる急登のルート。 |
山の状況 | 樹林帯でヘリ救助困難。10分ほどで稜線の草地にでる場所あり。ヘリコプターによるピックアップ場所まで搬送に30分以上かかった。 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | 投稿者ご夫婦は、大学ワンゲル部出身であり、この場合は救援者。 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | 初老男性(事故者):転倒足首骨折(捻挫?) 投稿者(救援者)ご夫婦は赤十字で救急法と搬送法の講習を受講されていた。 別の男性登山者:搬出補助にあたった。 |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
STEP3 概念化
■類似した自分の登山経験
■どのように対応すべきと考えたか
事故で私物等を使てのお世話をされているので、救出された方は挨拶、事後報告ぐらいはなされたら、最後に気持良く終われたはず。 助けた方は「どうなったか、処置はあれでよかったか?」と色々と心配されたと思います。
■今回の分析で獲得した知識や技術
ケガされた方はとても運がよかったですね。発見者のご夫婦(若い)が大学ワンゲル部出身で、なおかつ赤十字で救急法や搬出法を学んでおられ、対応が素晴らしい。また、別の男性登山者が現れて搬出補助。県警と連絡しヘリ救助と、ケガは痛かったでしょうが、事故者は本当に運がよいと思いました。 事故発生地点は現在スマホのアプリでマップ等から出せますが、自分達のメンバーや今回のように他の登山者の遭難に遭遇した時にけがの処置や搬出方法を知っていれば大変助かると感じました。
赤十字で習われた事でしたが、地方の消防署でも定期的にやってるようなので、一度は受けて身に付けたらと感じました。
いつ何時自分や第三者の事故に遭遇するにあたって救急搬出法の受講とテーピングテープは絶対に持参すべきだと感じました。
■今回の分析で得た(気づいた)発想
STEP4 専門家との意見交換や登山での実践を行った結果
STEP2とSTEP3の内容の振り返り結果
STEP2 省察
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | 大学ワンゲル部出身で一般登山者と比べて、怪我への対応などの点で高い技能保有していたと思います。 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
STEP3 概念化
■類似した自分の登山経験
■どのように対応すべきと考えたか
■今回の分析で獲得した知識や技術
■今回の分析で得た(気づいた)発想
STEP4 専門家との意見交換や登山での実践を行った結果
STEP2とSTEP3の内容の振り返り結果
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