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ヒヤリハットで疑似体験
発生日 | 2014年08月31日 |
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体験者名 | 2016年Y118 |
登山地域 | 比良山系 白滝谷 |
登山概要
■パーティ人数:6人以上
■山行スタイル:山岳会やサークル、クラブの山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:沢登り
■天気:晴れ
ヒヤリハットタイプ
■対応(解決種別):[救助要請(山小屋・他登山者)]
■場所:[登り/河原]
■原因(人):[バランスを崩した]
■原因(コース/環境):[石・岩]
■怪我の程度:[重症(行動可)/骨折]
■怪我の部位:[背中]
■転倒した瞬間の対応:[行わなかった]
■転倒距離:[不明]
ヒヤリハット本文
会へ提出の事故報告書より抜粋 事故概要 歩行中に転倒により背中左側を強打したことにより肋骨2本骨折 全治1ケ月 当日の経過 9:00頃 坊村到着、白滝谷入谷地点まで林道を歩行 10:00頃 入谷地点到着 沢装備装着 10:30頃 遡行開始 10:40頃 事故発生 転倒後特に異常は感じられなかったのでそのまま遡行を続行 13:00頃 遡行終了 この時点で打撲部に痛みを感じたのでCLに転倒、負傷の件を報告 翌9月1日 病院で受診 肋骨の骨折が判明 治療を受ける 事故の状況 川原を進んでいて大きな岩の間を抜けるとき出口側に1メートルほどの段差があり、右側の岩の下あたりにちょうどいい足掛かりがあったので右足を載せ左足を段差の上へ上げようと弾みを付けて踏み出したとき、右足が足掛かりより外れ、その拍子にバランスを崩し、後ろ向きに転倒した。 本来ならザックが衝撃を受け止めてくれるはずが、運悪く左側に岩がとび出ておりザックを外れた左わき腹がその岩にあたり負傷した。負傷直後は、ちょっと痛いだけで外傷も無く普通に行動できたのでそのまま遡行を続けた。 遡行の終了点に到着する頃から打撲部の痛みが強くなってきて、深呼吸をすると胸に痛みを感じられたが歩行には支障なかったので、そのまま帰宅し翌日病院へ行った。
要因分析
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | 岩も乾いており、足元が特に悪くも無い普通の場所での転倒ということで、集中力不足が原因。 周囲が危険な場所ではなかったので安易な気持ちで足運びを行こない、確実なホールドを持たずに足だけで登ろうとした結果だと考えられる。 |
対策
沢登りに限らず、山に入った瞬間から周囲は危険なものだらけということを認識することが大事。 行動中は集中力を切らさないようにし、何かあってもすぐに対応できるように、余裕を持った行動を心掛ける。
学びの場
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