登山の知識&ヒヤリハット
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ヒヤリハットで疑似体験

約1メートル滑落 擦り傷

2018年1月23日印刷
発生日 2017年10月09日
体験者名 2017年Y132
登山地域 穂高 涸沢 パノラマコース
登山概要

■パーティ人数:1人
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:テント泊
■登山内容:山頂往復
■天気:快晴

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:その他
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:しなかった
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:しなかった

ヒヤリハット本文

涸沢ツェルト泊後 パノラマコースにて下山中、屏風の頭往復後 徳沢に下山していとところ、道の途中に登り休憩者2名がいたので少しよけていこうとしたところ、体が左に倒れ約1メートル程崖下に滑落した。幸いストックのベルト部分と手首の間に崖の小木がうまく引っかかりそれ以上は落ちなかった。休憩者と後ろからの下山者1名にストックをひっぱってもらい這い上がることができた。 原因は、多分左側ストックが徐々に緩んでいたのに気付かず、ちょうど現場にて左ストックが短くなりバランスをくづしたのがものと推定している。事故後ストックの長さを確認したところ左側が15センチ位短くなっていた。ストックは三段回転式長さ調節式のものでした。もう一つ要因は下山中長さを二段分に調節した時、左ストックの際下段調節環がうごかなかなかったので、左は中間、右ストックは際下段の調整環で調整した形となり、左ストックははじめから締め付け力を確認できていなかったことになると思われる。 締め付け方式のストックの安全性については要注意と言う体験をいたしました。

要因分析
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備
コース
山の状況
装備
コース
山の状況
装備
コース
山の状況
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
対策

抜本的には固定式ストックに買い換える。 まだしていないです。

学びの場

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