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20181023

2019年7月5日

 

 

STEP1 疑似体験したヒヤリハット

 

タイトル北アルプス大キレットで降雪に遭う
発生日1988年9月末
体験者名2017年Y110

 

STEP2 省察

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備秋山の装備だけか、冬の装備をもつかは行動方針に基づいて決定すべき
コース
山の状況

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈山小屋の人やベテラン登山者などの意見が自分の希望と合う場合にはどうしても好意的にとらえてしまう。
調査・観測結果に基づくリスク対策行動気象情報を過信してはいけない。自然現象に絶対はない。
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他

 

STEP3 概念化

■類似した自分の登山経験

■どのように対応すべきと考えたか

■今回の分析で獲得した知識や技術

5月・6月や10月・11月の積雪期と無雪期の過渡期は気象遭難が多いですね。
冬用の装備を準備するかは行動指針によると思います。
自然現象に絶対はないので、事前の気象データや人の話は可能性が高い程度にとらえて、現場で適切に判断すべきです。
この時期は、高度を下げれば雪から雨になる可能性が高いです。
稜線の登山道は滑落で大事故につながりますので、稜線にでるあたりは進むべきか引き返すべきかの重要な判断が求められます。
自分たちの装備や技術、登山の目的らを総合的に判断して、適切なタイミングで重要な判断をすることが求められます。タイミングを外すと大事に至ります。それは、野球、テニス、サッカーなどのスポーツでも人生でも同じです。だた、登山の場合は判断のタイミングが遅くて失敗すると死亡事故につながりますので、失敗は許されないです。そういう点では山岳会などに入り、経験豊かなメンバーのもとで修行できるとよいですが、単独登山中心でも少しづつステップアップできると思います。実際に山に行き、ステップアップは少しづつ地道に行うことが大切です。

今回は、できれば計画通り行動したいという要望と山小屋のアドバイスが、引き返すという判断を惑わせたと思います。雪が降っているときに冬山装備がないのは致命的などで、それを最優先に判断すべきだったでしょう。後から振り返るとそうなのですが、その場で引き返す判断をするのは難しいかもしれません。場数を踏むことが必要なんでしょうね。

■今回の分析で得た(気づいた)発想

 

STEP4 専門家との意見交換や登山での実践を行った結果