Scan the QR Code

金剛山で下山路間違い

2018年1月23日

 

発生日2017年11月19日
体験者名2017年Y104
登山地域金剛山

 

 

登山概要

■パーティ人数:2人
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:縦走
■天気:晴れ

 

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:自力下山
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:しなかった
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:しなかった

 

ヒヤリハット本文

水越同月から登り山頂へ行きセト経由の青崩道で下山するつもりがタカハタ道で下山してしまった。当日山頂は氷点下の気温で手がかじかみ地図やスマホ操作が億劫になり数少ない標識でルートを確認してしまった。途中で気がついたが登るのが面倒なのでそのままに下ってしまいました。カトラ谷出合経由でセトに出て無事に下山しました。寒くなることはわかっていましたがまだ11月だから大したことないだろうと気候変動をなめていたことが今回の失敗の原因だと思いました。また金剛山の登山道が網の目にあるにも関わらず丹沢や奥多摩、奥秩父の登山道に比べ標識が整備されておらず整備された環境で長年山行していたことが危機管理能力の低下をいつの間にか発生させていたと思われます。

 

要因分析

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備万が一遭難しても大丈夫なようテントシュラフ食料代水等装備してました。軍手しか装備しておらず手がかじかみました。
コース
山の状況当日の山頂は氷点下でした。雹も降ってました。

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈山頂は沢山のハイカーがおり、根拠のない安心感が発生してしまったのかもしれません。
調査・観測結果に基づくリスク対策行動知識技術体力の差はありましたが体力の差が如実に現れる山行ではないと思われた。集合時間が少し遅れたので焦りがあったかもしれません
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他

 

対策

装備を充実させること。気候変動を真剣に考えること。登山開始を早めに行うこと。