発生日 | 2016年10月29日 |
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体験者名 | 2017年Y073 |
登山地域 | 大日岳 |
■パーティ人数:1人
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:雨
■解決種別:自力下山
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:しなかった
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:した
朝から冷たい雨、山頂での展望も全く期待できない中、7:30頃、称名滝駐車場を出発。 ちょっとした岩場の渡渉、数度。苔が付いている。 11:40 山頂到着。濃いガスの中、簡単な物を口に入れすぐに下山開始。霧氷がきれい。 途中まで問題なく下山。冷たい雨。少し寒い。 13:21 何回目かの岩場の渡渉。苔が気になり細心の注意にて足を運ぶ。が、ちょっとした増水の為か、気付かないうちの疲労の為か、冷雨にて体が冷えて固くなっていた為か、 おそらく全ての総合的な結果であろう。今となっては原因不明。とにかく一瞬の間に滑り、左膝を強かに岩に打ち付けた気がした。 「やってしまった!!」と思うものの、歩けない程でもなく、念のため打ち付けた箇所にエイドキットから湿布薬を貼り付け、その場はよしとする。 13:52 大日平山荘到着。膝の調子はそんなに悪くない。 14:23 牛の首。ここから梯子等あり急坂の下りとなる。 14:42 猿ガ馬場。膝に違和感が出始める。 そこから先は一歩足を下ろす度に痛みが増す。登山口を意識し始めてからは激痛の為、ストックを松葉杖がわりに歩く始末。 駐車場に辿り着けた時は心底ほっとした。 患部を確認した所、明らかに腫れの為、膝の形が違って見えた。 帰りの車の運転にて、マニュアル車の為、クラッチを切る度に身悶えた。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | |||
コース | |||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | 冷雨の際での行動に対し、体の冷えに対する無意識での体力の低下を考慮してない。思った程の悪天ではないと考えていた節あり。帰宅後の予定の為、無意識に急いでいた? | ||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 |
自分の中での悪天候の基準の甘さ。 ストックは使用しない予定でも万が一の為、持っていく様にする。(岩場等は除く)