発生日 | 2016年07月31日 |
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体験者名 | 2017年Y067 |
登山地域 | 燕岳から餓鬼岳 |
■パーティ人数:3~5人以上人
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:山小屋
■登山内容:縦走
■天気:晴れ
■解決種別:自力下山
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:少しした
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:あまりしなかった
中房温泉に泊まり、餓鬼岳、燕岳の縦走の予定が、前日夜大雨のため、一日目はつばくろ山荘までとし、翌朝早朝、燕岳、餓鬼岳と縦走し下山した。中房温泉に下山する予定であったが、道が悪いとの情報で、白沢三俣へ下山することとした。餓鬼岳から、白沢三俣までは約3時間半の予定であったが、燕岳、餓鬼岳と縦走したために、足の踏ん張りが利かなくなり、約半分の2時間ほど下山した時、木の根につまずき、急斜面側へ転落したが、とっさに、笹につかまり、何とか転落は免れた。山小屋を出発してから、11時間経過しており、足が限界に達していた。前日の雨の影響が大きかったが、計画に無理があったと反省している。下りとは言え、高低差1600mは、疲れた足には危険だと感じ、その後は、下りは1200m以下にするように、計画している。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | |||
コース | 今回は、前日の雨で、ルートを急きょ変更したが、ルートの選定に対する体力の判断に無理があった。 | ||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | 計画は、自分たちの体力に合わせて計画しているので、特に問題はないと思っている。 | ||
リスク低減行動の継続的実践 | 活動中は下山時を除くと順調であった。 | ||
その他 |
前記したが、下山時についての計画をしっかり検討する必要性を感じた。下山時の高低差は1200m以下にする。