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高御位山で道迷い

2018年1月18日

 

発生日2015年2月
体験者名2017年Y048
登山地域高御位山

 

 

登山概要

■パーティ人数:2人
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:縦走
■天気:晴れ

 

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:自力下山
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:少しした
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:少しした

 

ヒヤリハット本文

夏のアルプスへのトレーニング為、体力作りのを兼ねた低山の縦走を計画しました。コースタイムはおよそ8時間半、休憩を入れて9時間半から10時間の計画でした。まだ、長い時間を歩くことに慣れていなかった頃で、標高300メートルほどでエスケープルートも沢山あること、一部桶居山へピストンする事でコースタイムも長くなる事が5、6時間の行動しか経験のなかった私達にレベルアップと長い時間歩く事を目的とした計画でした。 7時間を過ぎた頃、1番の山場の桶居山~高御位山のピークもふみ、あとは小さな山を越えて下山するだけとなり気持ちが緩んできていたのだと思います。なんとなく地形図と下山している方向が違うことに気づきました。 地形図の現在地を把握する事なく、感覚だけで登り返す事がめんどくさいとゆう気持ちがありおかしいと気付いていることを気のせいとゆう事でそのまま下山してしまいました。結果、本来下りる登山口とは全く別の登山口へ降りてしまいました。もう一度、高御位山へ一般の参拝ルートから登り返す事になりました。そこからもう一山登り返す気力がなく、エスケープルートで下山しました。

 

要因分析

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備
コース
山の状況

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈やはり、低い山でずっと民家が見えあんしんしていました。
調査・観測結果に基づくリスク対策行動地形図をみることを勉強しはじめた頃で、どこか自分の読図を過信していたところがあったようにおもいます。なんどか登った事がある山でしかも低山とゆう事で、道迷いになる可能性よりも長く歩く事に対する意識の方に気持ちが向いていました。
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践やはり6時間を過ぎた頃から、集中力や緊張感が薄れていました。疲れが身体に蓄積した事で考えが散漫になっていました。それも今までだと下山している時間を超えて行動している事にあると思います。
その他

 

対策

改めて読図を勉強しなおし、迷ったかなと思う時はその地点まで戻る事。休憩のたびに地形図を確認するようになりました。