Scan the QR Code

北岳ー間ノ岳間にて道迷い

2018年1月18日

 

発生日2012年8月
体験者名2017年Y029
登山地域北岳ー間ノ岳

 

 

登山概要

■パーティ人数:2人
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:テント泊
■登山内容:縦走
■天気:雨

 

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:自力下山
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:少しした
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:した

 

ヒヤリハット本文

北岳ー間ノ岳ー農鳥岳ー塩見岳の縦走登山を計画しておりました。北岳方の小屋天場にて1泊。翌日は強い風雨のため北岳肩の小屋にて停泊しました。3日目雨・風共に軽快したため間ノ岳→熊野平を目指して出発しました。雨風は間ノ岳に向かうにつれてやや強くなりました。北岳から間ノ岳に行く途中の尾根歩きだったのですが、無意識に踏み跡をたどっていた際に突然踏み跡がなくなり、気が付くとずいぶん尾根を降りた状態でした。道が違うことに築き、15分程度登り登山道に到着しました。 であった登山者は2人のグループのみでした。先を急ごうとする焦りや、登山者に合わない不安、風雨による疲労などがありました。間ノ岳ー熊野平には目印が多く助かりました。

 

要因分析

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備装備・食料は問題はなかった装備・食料は問題はなかったが、軽量化も課題。 装備・食料は問題はなかったが軽量化も課題となった。
コース登山コースの選定は、天候や疲労を考え、エスケープルートを計画し実践した。 登山コースの選定は、天候や疲労を考え、エスケープルートを計画し実践した。登山コースの選定は、天候や疲労を考え、エスケープルートを計画し実践した。
山の状況気象については、山小屋の方などに相談して行動した。落石崩壊などには、経験した範疇での警戒はあるが、天候も悪く配慮はかけていたと考える。気象については、山小屋の方などに相談して行動した。落石崩壊などには、経験した範疇での警戒はあるが、天候も悪く配慮はかけていたと考える。気象については、山小屋の方などに相談して行動した。落石崩壊などには、経験した範疇での警戒はあるが、天候も悪く配慮はかけていたと考える

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動初めてのコース、天候の悪さもこれまでに体験した中で一番体力を使う状況であり、経験がなかった。登山中の天候がここまで悪くなる予測はなかった。
安全最重視の行動初めてのコース、天候の悪さもこれまでに体験した中で一番体力を使う状況であり、経験がなかった。
リスク低減行動の継続的実践
その他初めてのコース、天候の悪さもこれまでに体験した中で一番体力を使う状況であり、経験がなかった。

 

対策

天候重視・中止や停滞の意思決定。 休憩の確保とコミュニケーション