発生日 | 2001年5月 |
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体験者名 | 2017年Y010 |
登山地域 | 東吾妻山 |
■パーティ人数:2人
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:縦走
■天気:晴れ
■解決種別:自力下山
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:少しした
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:少しした
午後12時頃、浄土平から一切経山を経て、東吾妻山に登り、吾妻スカイラインを経て浄土平に下山中、残雪で下山路が不明瞭で目印になる赤布も無く、ルートを外してしまった。樹林帯の中で、見通しが悪く、地図では自分の位置を正確に把握することが出来なかった。妻と二人で行動していたが、少し焦りを感じた。持っていた2万5000図の地形図とコンパスでおおよその下山口の方向を見定めて、安全な斜面20分ほどを下って下山ルートに戻った。子供の頃からボースカウトで読図や登山を経験していたので、精神的にも技術的にも役に立ったと思っています。中学生の頃から仙丈ヶ岳や唐松岳などを登っていたので、標高の低い山を少し軽視していたかもしれません。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | 持ち物についてもチェックリストを作成し、必要な物は持参していた。 | ||
コース | 要所要所で、時間を確認し、地図と道標を確認しながら行動しており、東吾妻山までは残雪でも道に迷うことは無かった。 | ||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | 市販のガイドブックを参考に登山計画書を作成していた。今までの経験から、決して無理な計画はしていなかった。計画書は事前に親戚にも渡しており、登山保険にも入っていた。 | 天候、体調にも問題無く、出発した。 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 |
残雪期の登山では、事前にヤマケイなどで情報を確認している。また、トレースの無い場合は、妻と相談して無理をしないこととしている。実際に、現地に着いて天候が予想より悪くて登山を止めたり、途中で引き返したことも何度かある。