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20170014
おすすめ学習レポート

2017年12月5日

 

 

STEP1 疑似体験したヒヤリハット

 

タイトル落雷
発生日2008年07月27日
体験者名2016年Y720

 

STEP2 省察

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備ラジオを携行すると便利トレッキングポール・ピッケルなどはザックから外す。
コース
山の状況

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動目的山域の天気予報を、数日前より確認するラジオやスマホにて、雷注意報が発令されていないかを確かめる。
安全最重視の行動高い所に付けている装備を外す。
リスク低減行動の継続的実践
その他

 

STEP3 概念化

■類似した自分の登山経験

3,000m級に近い山の稜線で落雷に遭うと、逃げ場に困るものですね。

私も20年ほど前に、西穂~奥穂の間の稜線上で落雷に見舞われました。岩場だったので逃げ場所もなく、ただメンバー全員に直撃しないことを祈るのみでした。結果として全員無事でしたが、落雷中は生きた心地がしませんでした。

落雷と大雨の影響で、畳岩のスラブ帯で行動速度が遅くなりました(スラブは濡れるととても滑りやすくなる為)。その速度低下が原因で、ゴールへその日のうちにたどり着けず、畳2帖ぐらいの平坦地で、夜を明かしました。

■どのように対応すべきと考えたか

雷は金属に落ちやすい、とかつて言われていましたが、実は材質に関係なく、周囲でより高い点に落ちるそうです。なのでトレッキングポールをザックに付けている場合などでは、ポールをザックから外して自分の高さを出来るだけ低くすることが、少しでも直撃を防ぐ対処法になるようです。

もし稜線からハイマツ帯を下れるのであれば、下れるだけ下って、少しでも安心な場所へ避難するのが最善策だと思います。

■今回の分析で獲得した知識や技術

■今回の分析で得た(気づいた)発想

 

STEP4 専門家との意見交換や登山での実践を行った結果