タイトル | 墜落 |
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発生日 | 2004年09月30日 |
体験者名 | 2016年Y133 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | |||
コース | 岩の最上部には、頑丈なアンカーが設置されいてます。それを使って懸垂下降するか、横の道を辿ってしたまで下りる方がずっと安全です。 | ||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 |
■類似した自分の登山経験
私の知人の経験談ですが、懸垂下降をしたときに、ロープが途中で引っかかり、回収できなくなってしまいました。それを解決するために登り返しを行いましたが、途中でアクシデントが発生して、彼は岩壁を落ち、そのまま下の雪の乗ったスラブまで転落したことがあります。全治半年ぐらいでした。
■どのように対応すべきと考えたか
ロープ回収の為、確保なしで登られたとの事ですが、つづら岩は短い岩場と言えども急傾斜で難しい箇所もあります。決してロープによる確保なしで登ることは避けるようご注意ください。
一命を取り留めたことは非常に幸運です。フリーソロをして、亡くなって行った人はたくさんいます。フリーソロを目的として登る、相当の覚悟と技術がある方がされるならそれは止めようもない事ですが、手間を惜しむ目的でフリーソロをするのは、賢明ではありません。つづら岩の右には、岩の頂上へ続く路があるので、それを利用する方が圧倒的に楽で安全です。
練習の最後の方は概して、体も疲れて岩場も薄暗くなります。細心の注意を払って、最後までお気を付けください。
■今回の分析で獲得した知識や技術
■今回の分析で得た(気づいた)発想