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20170013

2017年10月20日

 

 

STEP1 疑似体験したヒヤリハット

 

タイトル丹沢・大山からの下山ルートで道迷い
発生日2004年05月30日
体験者名2016年Y854

 

STEP2 省察

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備地図読みに自信が無く単独行であるなら、GPSなどを用意。
コース単独行であるので、人が多いコースを選択するのが良い。
山の状況

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈要所要所で地図とコンパスを使い、現在地確認、ルート確認を怠った。
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他

 

STEP3 概念化

■類似した自分の登山経験

■どのように対応すべきと考えたか

①標識の向きが間違っていることもたまにあります。
②私も標識の向きがおかしいと思ったら地図とコンパスで現在地を確認します。
③こまめに地図とコンパスで確認する習慣をつける。 

■今回の分析で獲得した知識や技術

■今回の分析で得た(気づいた)発想

 

STEP4 専門家との意見交換や登山での実践を行った結果

①地図とコンパスを主に、GPSをサブにして進むルートの確認すべき。なぜなら最も強い理由は、地図は俯瞰ができる。またGPSの現在地特定精度が完ぺきではない。過去、スマートフォンのアプリの場合、稀に大きくずれた場所(7、8kmほど)を現在地と表示されたことがあった。また、壊れたり、バッテリーの消耗などもあるので、サブとして使うのがよい。
②標識が間違っているかもしれないので、現在地の確認を地図でチェックすべき、と書いたが実際には標識があれば信用してむしろ安心してしまう。標識での現在地チェックは心情的に難しい。そこで標識が間違っているとしたら、方向や地形、景色に違和感を感じると思われるので、惰性で進んでしまわず、いったん立ち止まり地図を使いチェックする。
 分岐もすべての分岐でチェックをすることは難しい。経験値が必要かもしれないが、違和感を覚えたら引き返してチェックをする。