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道迷い

2017年2月24日

 

発生日2016年10月02日
体験者名2016年Y941
登山地域飛龍山

 

 

登山概要

■パーティ人数:1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:テント泊
■登山内容:縦走
■天気:晴れ

 

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:自力下山
■場所 :下り
■原因(環境):分かれ道
■原因(人):
■道に迷ったかもと感じたときにすぐに対応したか:No
■迷ったときに現在位置を把握できたか:No
■現在位置や正しいルートを確認する手段:勘
■道迷い後の行動:来た道を戻る

 

ヒヤリハット本文

テント泊2日目。 6時に七ツ石小屋を出発した。しかし、プラティパスの口をしっかりと閉めていなかったので、水漏れしてザックの内部が濡れてしまった。 その時は、プラティパスに穴が開いたのかと思い使用を中止した。そのため、持参する水の入れ物がなくなり、1リットルほどに、しかも、奥多摩小屋の水場に行くなどして、予定1時間以上遅れてしまった。 持参できる水の量が気になり、雲取山から三峰神社方面に下山することを考えたが、予定通り飛龍山へ。 飛龍権現で荷物をデポして、山頂に向かったがその帰り道で道迷いをしてしまった。 下山ルートを間違えたことは、すぐにわかったのだが、狭い山頂からの下山であるし、バスの時間に間に合わなそうなので、そのまま行けば正確なルートと合流するだろうと安易に考え、かなり危険な場所も降りていった。 もちろん、道迷いをしたら下に行くのではなく、上に行かなければならないことはわかっていたが、 この時はなぜか下ってしまった。 途中、下りられない崖に当たり、また足が木の間から抜けなくなくアクシデントがあり、我に返った。 まずいと思い、上に登って行ったがかなり無理して下りてきたため、上るのも大変だったが、運よく道迷いをした分岐点に出られた。 もし、あのまま下りていたらおそらく怪我をしていたと思う。しかも、ザックは下に置いたままなので、何もない状態では、かなりまずい状況になったと思う。”

 

要因分析

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備
コース
山の状況

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他体力を過信していたと思う 焦りがあった

 

対策

時間には、余裕をもって行動する。