発生日 | 2015年07月25日 |
---|---|
体験者名 | 2016年Y937 |
登山地域 | 八ヶ岳 西岳 |
■パーティ人数:5
■山行スタイル:山岳会やサークル、クラブの山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:晴れ
■解決種別:自力下山
■場所 :下り
■原因(環境):分かれ道
■原因(人):
■道に迷ったかもと感じたときにすぐに対応したか:No
■迷ったときに現在位置を把握できたか:No
■現在位置や正しいルートを確認する手段:勘
■道迷い後の行動:コースを修正して目的地(ルート)へ
西岳から下山してすぐの分岐で、けもの道に迷いこみました。 分岐の道標を見失いました。 下山しているときに、どうも登ってきた登山道との様子がおかしいな、と思いながらも獣道を下っていきました。 徐々に、道が切れたりするなど、登りの様子と違うので、もう一人のメンバーと確認しました。 同行したメンバーは、登山のベテランで、ビバークを覚悟していました。 下山中で見かけた大きな岩に穴があり、熊が出てきそうな恐怖感があり、早くおりたいという焦りが出てきていました。 沢の水音も聞こえ、沢へ降りると危険度が高くなるとも知っていたので、できるだけ高いほうへ向かいました。 下山中に正規ルートで下山しているメンバーの声が聞こえてきました。 しかし、私たちから声をだしても相手からの反応がありません。 正規ルートの別のメンバーが、ホイッスルを吹いてくれ、聞こえてきました。 私もザックに付属していたホイッスルで、私も吹き返しました。 ほかのメンバーから、早速反応があり、無事合流できました。 合流できたのは、日が徐々に沈むような、午後4時半ころで、恐怖感と疲労でぞっとしました。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
---|---|---|---|
装備 | 地図のルートで下山しましたが、GPSでルートマップも作成して、持っていけばよかったと思いました。 地図も、5万分の一ではなく、2万5千分の国土地理院の地図が頼りになるのではと思い、両方を持参すればいいのではと思いました。 あまり深く入ると、戻るのに体力を使うと思い、避けられてよかったと思います。 | ||
コース | |||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
---|---|---|---|
楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 | ベテランがグループに二人参加していたので安心していましたが、やはり、道迷いはするのだと思いました。 |
初めて登る山に限らず、ルートは要所で必ずコース確認することだと経験しました。