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道迷い

2017年2月24日

 

発生日2014年の5連休
体験者名2016年Y481
登山地域笈ヶ岳

 

 

登山概要

■パーティ人数:3
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:晴れのちホワイトアウト(同日穂高で遭難事故複数あり)

 

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:自力下山
■場所 :下り
■原因(環境):道が不明瞭(間違った踏み跡)、視界不良(悪天候)
■原因(人):
■道に迷ったかもと感じたときにすぐに対応したか:不明
■迷ったときに現在位置を把握できたか:不明
■現在位置や正しいルートを確認する手段:勘
■道迷い後の行動:来た道を戻る

 

ヒヤリハット本文

天候の急変により、視界悪く、下山ルートとは違う、間違った踏み跡に入り、違う尾根に入ってしまった。 尾根にもう一度戻り、一般ルートで遠回りしながら下山。 (登りに使った、短縮ルートととは、別ルート。本来は、単純にピストンの予定だった。) 元々、標識がない山なので、目印となる赤テープなど準備すれば良かった。また、天気予報を100%信用せず、急変に備える心構えが不足していた。テントを持ってきたが、天候安定と確信し、車に置いたままにしてしまったことも、道迷いとなった要因と考えています。ふだんであれば、天候回復までテントで停滞するのですが、連れて行った仲間も力量がなかったかともあり、下山を急いでしまいました。 装備の充実は、心の余裕を保ち、無理な行動を防げると言うことを痛感させられた山行となれました。 今後は、これらの経験を活かすとともに、GPS機能を持ったギアを使うなどして行きたいと思います。

 

要因分析

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備テントの持参を省いてしまった。 非常食も、1人が不十分であった。
コース最短ルートの選択は間違いなかった。道迷いが誤算。
山の状況

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他関東、北陸などからの、現地集合によるパーティーであったため、十分な打ち合わせができていなかった。初顔合わせのメンバー巻いたため、十分な力量把握がなされなかった。メンバー1人が、装備不十分。天候過信。体力やや弱かった。

 

対策