発生日 | 2016年09月11日 |
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体験者名 | 2016年Y304 |
登山地域 | 筑波山 |
■パーティ人数:1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:腫れ
■解決種別:自力下山
■場所 :下り
■原因(環境):分かれ道
■原因(人):不注意
■道に迷ったかもと感じたときにすぐに対応したか:Yes
■迷ったときに現在位置を把握できたか:No
■現在位置や正しいルートを確認する手段:他の登山者。道標
■道迷い後の行動:コースを修正して目的地(ルート)へ
少し蛇行する道だった。くだりで、一人で、バスの時間も気になっていたり、降りたらうどんが食べたいな、とか、少し疲れてきたと思いながら、今考えると勢いに任せてぼんやり降りていたのかもしれない。 気がついたら目の前に道がなくなって森の中にいた。振り向いたら真逆から人が上がってきた。上がってきたのは外国人だったが、こっちか?ときいたら、こっち、というので、そちらに降りて事なきを得た。 その後、どうやっても地図上に見つけられない分岐があって、どちらに行ったらいいかわからなくなった。遠くに看板が見える方ではない方(道標がない)に別のパーティが降りて行くのが見えていたので、そっちに行くか、道標のある方に行くか迷って、道標のある方に降りて、一応目指していた下山口に降り立った。未だにあちら側に降りていたらどこに辿りつていたのかわからない。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | 地図を複数持っていたが、筑波山だし一般客も多いから大丈夫だろうと考えて、持っていた地図は全て観光地図だった。 | ||
コース | |||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 | 翌週に槍ヶ岳登山を控えて、トレーニングの山行に行かねばと思い立ち、かなり思いつきで出発した。家から近く、一般客も多いから大事は起きにくいだろうと思っていた。 | 当時槍ヶ岳が最終目標というシリーズに参加していて、翌週が最終回の槍ヶ岳で、そのトレーニング用の山行だった。クラブツーリズムでツアーに参加すると、だいたいツアー全体が「コースタイムからおそい」とガイドに言われる事が多かった。槍ヶ岳を控えトレーニングに行かねばと思い立ち、ほぼ初めての一人山行であった。自分のコースタイムが気になっていたが、距離感がわからず、どのぐらいのペースが適正なのかがわからなかった。わりにコースタイム通りに登り終え、気を良くして、下りはトレーニングと考えて行ける限り急いでいた。(トレイルランかと思うぐらい。) バスに遅れたら、とか、うどんが食べたいなど欲張って時間に焦っていた気もする。 |
地図は必ず持って歩く事。地図上の位置を気にしながら歩く事。ツアーの中でガイドに任せきりにせず、場所とかかっている時間を出来る限りメモする事。走って降りない事。あんまり一人で山に行かないようにする事。