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道迷い (山菜取り用の道に迷い込む)

2017年2月24日

 

発生日2008年10月19日
体験者名2016年Y379
登山地域中岳

 

 

登山概要

■パーティ人数:1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:テント泊
■登山内容:山頂往復
■天気:晴れ

 

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:自力下山
■場所 :登り
■原因(環境):道が不明瞭
■原因(人):
■道に迷ったかもと感じたときにすぐに対応したか:No
■迷ったときに現在位置を把握できたか:No
■現在位置や正しいルートを確認する手段:GPS。地図
■道迷い後の行動:コースを修正して目的地(ルート)へ

 

ヒヤリハット本文

から分かれる 、踏み跡の多い道を山頂に続く道と勘違いして 竹藪の中に入り込んでしまった。 踏み跡の多い道は、筍取り用の道でシーズンには多くの人が入り込んでいたと思われる。 地図、GPSを持参していたがコースが少しずつズレているのに気づくのが遅れ 、竹藪の深みに入り込んだ。 一時、焦って登山道を探すも背丈を超える竹藪に阻まれ、居場所がわからなくなる。来た道を戻ろうとしたら、藪に囲まれ道が不明。 冷静にGPSと地図で位置確認と方向を割り出し、登山道に戻る。 反省としてGPSの指示を無視した。道が外れても戻れると思い迷いの深みに入り込んだ。 小まめにチェックして指示が少しでもズレたら確認することが必須と身にしみて勉強になった。

 

要因分析

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備予備の電池、食料が必須。
コース
山の状況

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他GPSのルート作成を緻密に行う。 小まめにチェックする。GPSと周囲をよく見る。

 

対策

GPSのルートデータを正確に作成する。紙地図に印刷して持参する。小まめにGPSを確認する。踏み跡のみで登山道と判断しない。などを勉強した。