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道迷い

2017年2月24日

 

発生日2016年6月
体験者名2016年Y382
登山地域丹沢

 

 

登山概要

■パーティ人数:1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:縦走
■天気:曇り

 

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:自力下山
■場所 :下り
■原因(環境):道が不明瞭
■原因(人):
■道に迷ったかもと感じたときにすぐに対応したか:No
■迷ったときに現在位置を把握できたか:No
■現在位置や正しいルートを確認する手段:高度計 地図
■道迷い後の行動:コースを修正して目的地(ルート)へ

 

ヒヤリハット本文

バリエーションルートに沿って下山中、降りる尾根を間違えてしまった。途中登山道がはっきりせず、本当に正しいルートかどうかは不明だったが、バリエーションルートたからこんなものだろうと思い、苦労しながら下山を続けた。そのうち、全く下に降りるルートがなくなり、また登り返すのも難しい状況に陥ってしまった。木の根っこを掴んだりしてトラバースしたり、ガレ場をほとんど滑るように下降してなんとかふもとに降りることができた。 高度計と地形図を活用して現在位置を把握していたが、高度計の誤差で現在位置を誤ってしまい、結果計画とはことなる尾根に入り込んでしまったことが原因と思う。

 

要因分析

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備
コース
山の状況

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他もっと地形図に描かれた地形から現在位置を把握するなど、多面的な情報でルートファインディングすべきだった。

 

対策

道迷いしやすい場所では、その場所からみられる特徴的な地形と地形図で現在位置確認をするようにした。