発生日 | 2008年8月 |
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体験者名 | 2016年Y454 |
登山地域 | 立山・雄山 |
■パーティ人数:1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:山小屋泊
■登山内容:山頂往復
■天気:晴れ
■解決種別:救助要請(山小屋・他登山者)
■場所 :下り
■原因(環境):
■原因(人):誤認識
■道に迷ったかもと感じたときにすぐに対応したか:No
■迷ったときに現在位置を把握できたか:No
■現在位置や正しいルートを確認する手段:地図
■道迷い後の行動:来た道を戻る
初めての本格登山の際、雄山山頂直下の岩場下山の時に道を誤り、違う方へ下ってしまった。夕方4時~5時で他の登山者は周りにいなく、山と高原地図は持っていたがコンパス持っておらず「登ってきた道を下るだけ」と甘い考えで、下へ下へ歩けば下山できると思いそのまま進んでいたが、そのうちハイマツ地帯を歩くようになりそこで初めて道を間違えていることを認識した。 頂上の神社目指して引き返し、小屋にいた方に一緒に下山してもらうよう頼んで舗装されてる道まで連れて行ってもらった。 今思えば時間も遅すぎるし、コンパスも無い。地図読みもできない。そんな状況で単独登山は無謀だった。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | 雨具、食糧等は持っていた。専門的な装備は持っていなかった。 | 雨具、食糧は持っていた。 | 特に問題なし。 |
コース | 初心者コースを選定。所要時間で選び、高低や道の状態等は考慮なし。 | 変更なし予定。 | 三山はやめて雄山周遊へ変更。 |
山の状況 | 危険はない。 | 危険なことはなった。 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 | 登山している先輩のアドバイスで山を決めた。 知識ない状態だった。 | 立山三山を登る気でいた。 | 往路が雷鳥平から登ったが道がわかりづらく時間がかかり、三山はやめて雄山だけに変更した。 |
無謀としか言いようがなく、山岳部に入り計画の立て方・地図読み・気象を勉強しあの時生きて帰れてよかったとつくづく思う。