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道迷い、下山中

2017年2月24日

 

発生日2013年03月12日
体験者名2016年Y827
登山地域奥多摩,六つ石山

 

 

登山概要

■パーティ人数:-1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:晴れ

 

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:自力下山
■場所 :下り
■原因(環境):道が不明瞭(登山道と作業道が交錯)
■原因(人):不注意(赤テープをルートの目印と勘違い)
■道に迷ったかもと感じたときにすぐに対応したか:Yes
■迷ったときに現在位置を把握できたか:Yes
■現在位置や正しいルートを確認する手段:高度計
■道迷い後の行動:来た道を戻る

 

ヒヤリハット本文

残雪期で積雪は膝まであった。無雪期に二度ほど六つ石山の頂上往復を経験していた。ピッケルとアイゼンは着用していた。 ルートは通常の登山道をたどる。途中ところどころに森林作業用の枝道が交差。 頂上からの下山途中道迷いに気づく。森林作業用の道に迷い込んだのと、期に巻かれていた赤テープをルートの目印と勘違いし、下山していた。登りの時との景色の違いと、極端に傾斜が急であっつとことに気付き、動きを止める。高度計も持っていたので標識のあるところまで登り返す。300mmほどであったろうか。幸い天気は快晴であったのでパニックにはならなかった。雪山の300mmを登り返すのはきつかった。幸い3-40分ほどのロスで済んだ。平日で登る人が居なかったのも道迷いの原因であったのか。

 

要因分析

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備積雪期の冬山装備。ピッケル、アイゼンツェルトは持っていなかった。
コース元々あまり人の行かない山なので、無雪期でも登山道はあまり整備されていなかった印象。
山の状況晴れであったのが大事にいたらなかった。

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他無雪期に経験があるという過信。体力も良好、時間にもよゆうがあった。

 

対策

雨の確率が20%以上の時は山へ行かない。山は逃げない。