発生日 | 2016年11月02日 |
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体験者名 | 2016年Y270 |
登山地域 | 雲取山 |
■パーティ人数:2
■山行スタイル:その他
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:曇り
■対応(解決種別):[救助要請(山小屋・他登山者)]
■場所:[下り/一般登山道]
■原因(人):[集中力を欠く/話しながら下山中に足を踏み外して登山道から谷側へ転落]
■原因(コース/環境):[―]
■怪我の程度:[軽傷]
■怪我の部位:[頭部]
■滑落した瞬間の対応:[リスク回避行動を行った/必死で足を踏ん張り]
■滑落距離:[3m]
友人と話しながら下山中に、足を踏み外して登山道から谷側へ数メートル転落した。 何でもない緩やかな土の登山道だったが、私が先頭で歩いていて、話すときに振り返った瞬間に足が登山道の肩部分を踏み一瞬で転落した。 2回転くらいで状況がわかり、早く止めないといけないと思い必死で足を踏ん張り、傾斜もそれほどではなかったので止まることができて、事なきを得た。 目のすぐ下の過擦り傷程度で済んだが、あれが雪の斜面や岩稜の縦走中だったら歩きながら振り返ることは絶対しないが、緩やかな道だったのが油断したと思う。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | |||
コース | 雲取山の鴨沢からのコースなので、急登がなく何の心配もなかった | ||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 | 話しながら歩くのはごく普通のことだが、やはり前方や足元を見ながら、確認しながら歩くのは至極当然のことで、油断や慣れが緊張感を忘れていたと思う |
当然のことだけど、歩きながら視線を外さない。 「ながら」歩行をしない。