発生日 | 2015年7月 |
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体験者名 | 2016年Y374 |
登山地域 | 白山 |
■パーティ人数:1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:山小屋泊
■登山内容:山頂往復
■天気:晴れ
■対応(解決種別):[救助要請(山小屋・他登山者)]
■場所:[下り/一般登山道]
■原因(人):[疲労/ふと気が緩んで左斜面へストックを突いてしまい、バランスを崩して斜面側へ転倒]
■原因(コース/環境):[―]
■怪我の程度:[無傷]
■怪我の部位:[―]
■滑落した瞬間の対応:[行わなかった]
■滑落距離:[2m]
白山観光新道、道幅が狭く左側が斜面の場所で、ストックを使用して下山していました。左手のストックの突き場所には注意していましたが、ふと気が緩んで左斜面へストックを突いてしまい、バランスを崩して斜面側へ転倒、2メートルほど滑落し草木の茂みで止まり大事に至りませんでした。バランスを崩した時、リュックの重さで体制を立て直すことが出来ず背中から斜面へ転倒しました。単独山行で付近に他の登山者も居ない状況で、もし負傷していたり、またはもっと滑落していたら誰にも気付かれない状況でした。幸い木の茂みに引っ掛かり滑落未遂で、自力で這い上がりましたが、単独山行のリスクを痛感しました。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | 生死に関わるか否かを基準に持って行く物は判断する | ||
コース | 最長でどの程度の時間を要するかを考えて、かなり余裕のある予定を立てる。コースタイムの短縮は評価しないこと。安全確実に登頂出来るかを最優先に考える。 | ||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 | 自分の体力を過大評価しないこと。装備の軽量化を図り無駄な物は持って行かない。無理な計画は立てない。 |