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20191107

2020年1月27日

 

 

STEP1 疑似体験したヒヤリハット

 

タイトル那須岳
発生日2016年9月
体験者名2016年Y413

 

STEP2 省察

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備雨具を着た状態での登山開始
コースひょうたん池を経由して、茶臼岳の周りを一周して下山
山の状況天気が変わりやすい
すでに雨が降っていた
天気が回復することなく、雨、風が強まり一時は嵐に

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈天気が良くなるだろうと思っていた。
調査・観測結果に基づくリスク対策行動雨具を着ていたこと。
安全最重視の行動スクラムを組んで強風に耐えながら下山していた。
リスク低減行動の継続的実践仲間と手を取り合いながら、避難小屋を目指した。
その他

 

STEP3 概念化

■類似した自分の登山経験

自分が那須岳に登った時も、下山の時に強い雨に打たれたことがあった。

■どのように対応すべきと考えたか

外が明るくなってきたとしても、その時晴れるとは限らないので、避難小屋で休憩をとったときにも、天気予報を確認し直すべきであると考えた。

■今回の分析で獲得した知識や技術

こまめに天気予報を確認することを心掛け、その後の天気や登山行動について、仲間とよく吟味することが大切である。
雨、風が強くなった場合は、仲間とまとまって歩いたほうが安全である。

■今回の分析で得た(気づいた)発想

今回の事例では雨具を持っていたため、最悪の事態をせけることができたが、もし雨具を忘れた場合、確実に体温を奪われていたと考えられる。そのため、登山計画時の装備の確認は最も重要なことであると改めて感じた。
また、登山行動中に天気予報を調べたり、登山行動を考えるときは、山小屋の人と相談することも、その後の安全確保につながると思った。

 

STEP4 専門家との意見交換や登山での実践を行った結果