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道迷い

2018年1月23日

 

発生日2016年2月
体験者名2017年Y126
登山地域御池岳

 

 

登山概要

■パーティ人数:1人
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:晴れ

 

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:自力下山
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:しなかった
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:あまりしなかった

 

ヒヤリハット本文

御池岳 例会下見のため 単独登山 例会は3月下旬御池岳鞍掛峠から登る予定だが、鞍掛峠に至る国道306が雪の為3月下旬まで通行止めとなっているので、木和田尾尾根より御池山頂を目指すことと計画を立てる。当日、わかりにくいが何とか山頂まで到達。予定より時間がかかってしまっていた。12時ころ下山をはじめる。下山中広い尾根で道を外れて西に緩やかに曲がるところを東に歩いてしまう。しばらく歩いておかしいと思いテープなどを探すが見当たらない。とても焦る。コンパスの方向はあっているのでこのまま歩こうかとも思ったが一人なので引き返すこととする。もと来たところの近くまで戻りテープを発見。道が西に振っているのにきずき、後は慎重に道をたどって何とか下山。広い尾根は自分の行く方向を頭に入れてなるべく西側を歩くべきだと思った。一時は遭難してしまうのかと思い非常に焦ったし、時間も2時を過ぎているし、山の北東側にいるので早く日がかげるしどうなるのだろうと思った。道を見つけた時はホッとしたしとてもうれしかった。

 

要因分析

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備
コース
山の状況残雪の季節なので時間がかかることを計算に入れなければいけなかった。

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈一人なので何とかなると楽観的に考えていた。気持ちのいい山だと思いしっかり地図を確認せずに歩いていたと思う。ピストンなので来た道を引き返すだけだと思っていた。
調査・観測結果に基づくリスク対策行動技術 経験 ともに不足 下調べ 地図読みができていない
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他

 

対策

地図とコンパスを見るようにした。時々地図の地形と周りの地形を確認するようにしている。とはいえ鈴鹿の山は隠れピークなど多くあり、尾根を見るようにしているが木が多くてわかりにくい時が多い。最近はGPSがあるので自分のいるところがわかるようになったのでとても便利たと思う。とはいえ、地図読みは登山前にしっかりしておいた方がいいと思う。